客先常駐について、
「スキルが身に付きにかない」
「自社勤務に比べて昇進が遅れる」
など。あまりよくない話をネットで聞くことがあります。
ですが、IT業界のシステムエンジニア(SE)では基本的な働き方です。
漠然と不安に感じて欲しくないので、結局客先常駐とはなんなのかと、SEのそれぞれの働き方について、メリットデメリットをまとめたいと思います。
また、うちは客先常駐ではありませんよー!と謳い文句にしている会社もちらほら見かけますが、こういった会社は本当にいいのか?そんなことも書いていきたいと思います。
客先常駐とは
客先常駐とは具体的にどういうことなのか、どうして起きるのかは下記記事にまとめています。
客先常駐のメリット
いろんな場所を経験できる
大体ひとつのプロジェクトは半年~3年くらいになるのですが、その周期で働く場所が変わるというのは、とても新鮮で楽しいです。
私は、新しい地に行くと、そこで美味しいランチを探すのが一つの楽しみになっています。
いろんな人と関われる
いろんなお客さん、プロジェクトの仲間と関われます。
専門分野が違う人と関わることで、自分のやりたいことが見えてくるかもしれません。
私もたった5年間ですが、100人以上の人と関わり、飲みに行き(笑)、今でも仲良くしてくださってる方も数十人います。
客先常駐のデメリット
帰属意識がさがる
よく言われますが、同じプロジェクトの人達とは仲良くなるのですが、同じ会社の人と関わる機会が少なく、帰属意識が下がります。
ですが、たいていの企業は帰社日を作って、社内でのイベントを行ったりと努力はしています。
昇給しにくい
これもたまにききます。現場に上司がずっといないこともあります。そうすると、評価は上司が直接するのではなく、現場での評価を上司が聞き、それを元に評価をすることになる場合もあります。
現場に気に入られてしまえば特に問題はないのですが、現場に馴染めなかったりすると、評価されにくかったりするのかもしれませんね。
私の場合は、正社員の時客先常駐でしたが、現場からの評価で特に問題なく昇給しました。
私の給料推移は下記記事をご覧下さい。
なので、評価されない。お給料が上がらない…というのは、客先常駐だから、というよりは、会社の問題な気がします。
あまりにひどいようなら転職を考えたほうがいいんではないかな?と思います。
常駐先のルールに従う必要がある
これも自社持ち帰りの場合には当てはまりませんが、常駐する場合、常駐先のルールに従う必要があります。
勤務時間、お昼の時間。
場所によっては、喫煙は10分以内。など。
まとめ
なにが言いたいかというと、そんなに客先常駐を悪く思わないでね。ということです(笑)
どうしても客先常駐が嫌という方は、自社製品開発ができる大手の会社に入ってください。
大手に入ることができなれば、5~10年くらい我慢して客先常駐をし、その後、自社製品開発ができる会社か、社内SEにでもなればいいと思います。
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